メディケアが目指す先にあるもの第2回 第1章:いま医療現場で何が起きているのか「人がいない、でも休めない」 〜医療現場が限界に近づいている現実〜
- makoto12240817116
- 7月22日
- 読了時間: 2分

「すみません、◯◯さん、今日も夜勤入れますか?」
「えっ…今日ですか?」
「急に◯◯さんが休んじゃって…本当にごめんなさい…」
「……はい。大丈夫です(全然大丈夫じゃないけど)」
こんな会話、どこの病院・クリニックでも聞こえてきそうです。
「休めないのが当たり前」になってしまった職場に、疲れ切った医療従事者の“ため息”が充満しています。
患者さんには「しっかり休んでくださいね」と言いながら、自分たちは休まずに働くことが美徳になってしまっている――そんな矛盾だらけの現場。
そして今日も誰かが限界を超えて辞めていきます。
📊 データで見る、医療現場の“限界”
日本看護協会によると、2022年に58.1%の病院で「退職者>入職者」という実態が報告されました。
さらに40.7%の施設では、必要な採用人数すら確保できていないという深刻な状況です。
看護師の有効求人倍率は2.7倍(令和6年4月時点/千葉県)。つまり、一人の看護師を3施設で取り合っているという構図です。
人がいない。でも、仕事はある。休めない。
だけど「自己管理してね」って言われる。
それ、医療の話です。
看護師は今、三施設に一人引っ張りだこのモテ期中(ただし過労つき)。
「辞めたら患者さんに悪い」って自分をすり減らしてる人、多すぎませんか?
それでいて、求人倍率は2.7倍。もはや「サバイバル医療就職戦線」。
疲れたら辞める。
辞めたら人がいない。
いないからもっと疲れる。
そんな負のスパイラル、そろそろ止めませんか?
この連載では、医療従事者の健康を守るという“当たり前”を、ちゃんと形にする方法を考えていきます。
次回は「採用コストと離職リスクのリアル」編!お楽しみに。
#医療従事者を支えよう#人手不足の連鎖#休めない現場#メディケアサービスの挑戦



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