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看護師不足の本当の問題は「人数」ではない


日本医労連の看護職員実態調査では、約75%の医療機関が看護師不足を感じていることが報告されています。


しかし、この調査を読んで私が感じたのは、「看護師が足りない」という事実そのものではありません。


看護師不足によって、一人ひとりの負担は増えます。


看護師不足

  ↓

夜勤・残業の増加

  ↓

十分な休息が取れない

  ↓

心身の不調が増える

  ↓

離職者が増える

  ↓

さらに看護師不足になる


この悪循環が、多くの医療現場で起きています。


今回の調査では、処遇改善や人材育成、DX推進などの対策が挙げられていました。

もちろん必要な取り組みです。


しかし、私は 「看護師自身の健康を守る」という視点がほとんど見当たらなかったことに違和感を覚えました。


医療を支えているのは人です。


どれだけ採用を強化しても、どれだけ業務効率化を進めても、働く人が疲弊し続ければ離職は防げません。


だからこそ今後の医療経営に必要なのは、人材確保だけではなく、人材が健康に働き続けられる環境づくりです。


患者さんを守るためには、まず職員を守る必要があります。


メディケアサービスでは、理学療法士による身体ケア、心理職によるメンタルサポート、産業医との連携を通じて、医療従事者の心身の健康を支える取り組みを行っています。


看護師不足対策として、採用や給与改善が語られることは多くあります。


しかし、本当に不足しているのは人材ではなく、「働き続けられる環境」なのかもしれません。


医療従事者の健康を守ることが、離職を防ぎ、職場を守り、地域医療を守ることにつながる。


私は、その視点こそがこれからの医療経営に必要だと考えています。

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