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医療現場の夜勤は限界に近い― 医労連 夜勤実態調査より ―
日本医療労働組合連合会(医労連)の夜勤実態調査から見えてくるのは、「人が足りない」という表面的な問題ではありません。 本質は、 回復できない働き方が常態化していること です。 現在、病棟の 半数以上が2交替制 となり、16時間以上の長時間夜勤が一般的になっています。さらに、勤務と勤務の間の 休息時間が十分に確保できていない ケースも多く、 慢性的な疲労が蓄積 しています。 特にICUなどの重症部門では夜勤回数も多く、身体的・精神的負担はさらに大きい状況です。 その結果、人員不足↓長時間夜勤↓疲労蓄積↓離職↓さらに人員不足という負の循環が起きています。 これは個人の努力や根性の問題ではありません。 構造の問題 です。 医療従事者が笑顔で働き続けるためには、「人数を増やす」だけでなく、 回復できる仕組みを現場の中に組み込むこと が不可欠です。 そしてその“回復”は、精神論ではなく、身体機能・睡眠・疲労の科学的アプローチから整えていく必要があります。 医療従事者自身の身体を守る支援こそが、医療の質を守る第一歩 だと私たちは考えています。
6 日前


看護師の労働環境について考える
看護師は、人の生命に関わる責任のある仕事です。 日々の業務には集中力や判断力が求められ、 心身の負担が大きい職業 であることは、多くの方が感じていると思います。 この仕事を選ぶ以上、一定の緊張感や学び続ける姿勢が必要なのも事実だと思います。 一方で、 過重な業務や職場での人間関係によって、心身の調子を崩してしまうケースが後を絶ちません 。 個人の努力や覚悟だけでは支えきれない 状況があることも、少しずつ明らかになってきています。 厳しさが伴う仕事だからこそ、働く人が 安心して相談できる環境や、無理が重ならない体制づくりが大切 なのではないでしょうか。 それは結果的に、患者さんへのより良い医療につながっていくはずです。 私たちは医療者を支える立場として、現場で働く方々が長く、安心して仕事を続けられる環境づくり に、ささやかでも関われたらと考えています。
1月23日
病院やクリニックが減っている背景で、現場では何が起きているのか
最近、 「通っていた病院が閉院した」 「診療科が減って別の病院を紹介された」 そんな話を耳にすることが増えていませんか。 その背景にあるのが、医療機関の再編・集約・最適化です。 人口減少や人手不足、医療費の問題などを受け、限られた資源で医療を続けていくための動きとされています。 ただ、この変化は制度の話だけにとどまらず、現場で働く医療者の働き方にも、確実に影響を与えています。 ⚫︎現場で起きていること 医療機関が減っても、患者さんが減るわけではありません。 その結果、 ・一人あたりの業務量が増える ・休みが取りにくくなる ・常に時間に追われる といった状況が生まれています。 さらに、在宅医療や地域包括ケアなど、病院の外で支える役割も年々広がっています。 「効率化」という言葉の裏で、 現場はギリギリのバランスで回っている。そう感じている方も多いのではないでしょうか。 ⚫︎これからの医療に必要な視点 医療は、効率だけでは続きません。 患者さんに向き合う余裕、働く人の心と体を守る視点があってこそ、医療の質は保たれます。 医療者が疲れ切ってしまえば、医療
1月22日
人材紹介手数料に関するアンケート
日本慢性期医療協会が2022年4月から2023年3月の期間に実施した調査結果を簡潔にまとめ、課題を整理します。 調査概要 対象期間 :2022年4月~2023年3月 対象施設 :日本慢性期医療協会会員の医療機関および関連施設 回答数...
2025年1月27日


痛みの概念が変わっています。
2020年: 国際疼痛学会「痛覚変調性疼痛」を正式採用しています。 これにより、心因性疼痛という表現はなくなり、痛みは以下の3分類に整理されました ①侵害受容性疼痛 ②神経障害性疼痛 ③痛覚変調性疼痛 診療ガイドラインは現在もこの基準に基づいています。 今までの心因性疼痛の違和感がなくなりました。 もし、精神的な要素で痛みがあると言われた方、言われている方は古い考えの治療家にあたっている可能性があります。 変更された心因性疼痛の問題点は ①誤解や偏見を生み、患者の苦しみを軽視される恐れがあった。 ②痛覚変調性疼痛の新概念:痛覚伝達の異常(中枢感作など)に基づく痛み。 ③科学的で客観的な説明が可能。 ④患者への配慮:偏見を避け、中立的で包括的な表現。痛みの理解が進み、治療に前向きになれる。 医療従事者や痛みで苦しむ皆様の参考になれば幸いです。
2024年11月24日




ゲートキーパーって知ってますか
自殺を予知し、予防する為の取り組みとして、ゲートキーパーという資格があります。 自殺は予防できる事から周りの人がそのSOSを見逃さずに対応出来るがどうかが重要との事です。 おかしいと思ったら、声掛けしたり、傾聴したり、サポートの意思を伝えるだけでも良いとの事でした。 細かい所は深く勉強しないといけませんが、講習会の中で傾聴のロールプレイがあり、話の聴き方を練習しました。テーマは最近困った事です。 話してびっくりしたのが、話した内容を全て肯定してくれるというか、受け止めてくれるので、話しやすいし、時折褒めてくれたり、分かってくれる言葉をもらうとどんどん話したくなりました。 改めて傾聴の奥深さ、相槌の奥深さ、言葉掛けの奥深さ、単語のリフレーミング(良い言葉への変換)など、今勉強している心理学に精通する内容でした。 これからも勉強したくなりました。 いろいろな精神に関する本が沢山あり、貸し出しも出来るみたいです。 勉強しないとぉ〜
2023年9月29日




今の医療の現状 その1
80%以上の医療施設は離職予防や人材確保に課題を持っています。 千葉県では73.5%の医療施設が人材紹介サービスを利用しています。 看護師1人で76万円ものコストがかかります。 いかに離職を予防する事、復職を支援する事が大事になりますね。 医療施設に働く「従業員の為だけ」に、 身体のケアをする理学療法士や 心のサポートをする公認心理師と 環境や経営とも関わりを持てる産業医がいたら・・・・ 新しい福利厚生として構想しています。 事業化するまでの道のりは簡単ではありませんが、 1人でも身体が楽になり、心が軽くなり、働きやすく 笑顔が増やせる環境を作っていきます。
2023年7月15日
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